2015.12.14
内視鏡検査の前処置について
今回のテーマは大腸内視鏡検査の際に内服する腸管洗浄剤についてです。
当院では、鎮静剤を用いた苦痛の少ない検査、いわゆる無痛内視鏡検査に力を入れております。おかげさまで検査後の患者さまから大変ご好評をいただいております。
また少しずつですが、目黒駅、五反田駅、大崎広小路駅および戸越、中延周辺の先生方からもご紹介をいただけるようになりました。一人ひとり安全かつ丁寧に検査してきた成果と考え、これからも同じ姿勢で臨んでいきたいと思います。
さて、最近、内視鏡検査をお受けいただいた患者さま対象にアンケート調査を始めました。その中で、検査前の腸管洗浄剤を内服する方が検査自体よりつらかった。というご意見を何名かの患者さまからいただきました。 残念ながら下剤の量に関しては変更できません…。しかし、味に関しては各種下剤を取り揃えて対応しております。細かくいえば、モビプレップ、マグコロールP、ビジクリアの3種類です。位置づけとしては、洗浄力のモビプレップ!味のマグコロール!錠剤のビジクリア!といった具合になっております。検査説明の際、ご自分にあったタイプの下剤を選択いただけます。
初めての検査でちゃんと飲めるか心配な方、過去に飲めなかった経験をお持ちの方など、是非ご相談ください。
また、遠方の方やご高齢の方、内服後の移動が不安な方におかれましては、検査当日に院内で下剤の内服も行っております。