カイガラムシ
オープンの時、開院祝いとしてたくさんの胡蝶蘭をいただきました。豪華で優美で内覧会から開院に華を添えてくれました。ただ残念なのは数週間しか飾っておけないことでした。その辺を考慮し、観葉植物を贈って下さった方々がいました。中でも2m級のベンジャミンという種の立派な鉢植えは、待合を癒しの空間にしてくれました。
調べてみると、山ほどある種類の中でも、初心者向けでありながら、見栄えがよく人気の観葉植物でした。今までは、花といったらお花見の桜ぐらいしか観賞することはありませんでした。まして観葉植物なんて気にも留めたことはありませんでしたし、それを育てるなんて夢にも思っていませんでした。
初めてづくしの園芸生活ですが、素人の私でも、水やりなど決まった手入れをしていれば大丈夫でした。毎朝、落ちた葉を広い集めるのが日課になり、世話をするうちに愛着が湧いてきました。
ところが、そんな愛情とは裏腹にいつしか白い綿のようなものが枝に付着するようになりました。最初は気にも留めていませんでしたが、なんだか増えた気が?ネットで検索してもらうと、カイガラムシなる害虫だと判明。
「カイガラムシ?」
初めて聞く名前だし、なんだそれ?とあまり気にせず放置していると、なんだか葉の落ち方が増えたような気が。 ある時、以前に撮った写真と比較してみると、明らかに葉っぱが少なくなっていることに気付きました。
2015年6月 | 現在 |
こりゃイカンと、いよいよ駆除を試みましたが、時すでに遅し。
「退治できません!」
素人向けで、手入れも簡単な観葉植物だったはずなのに…。
このままだと枯れてしまいそう。
カイガラムシ恐るべし。
現在、なお格闘中です。
おしまい