祝・1周年
おかげさまで、6月1日をもって開院1周年を迎えることができました。
この西五反田という地に落下傘的に開業したこともあり、開院当初は認知度も低く、患者さんが非常に少ない状態からスタートしました。
その後、近隣からの紹介、口コミなども含め、徐々にではありますが、受診患者さんも増えてまいりました。
その結果、1700人を超える新規患者さんが当院へ足を運んでくださいました。ありがとうございます。
クリニック名からもわかるように、当院では胃腸科肛門科を中心に診療しております。一般内科で受診される近隣の方々もおられますが、やはり大半は消化器、肛門疾患の患者さんになります。
インターネットを通じて受診される患者さんも多数おられます。当院の「無痛内視鏡検査」、「痔の日帰り手術」を目的としてはるばる遠方からもお越しいただきました。ありがたいことです。
さて、開業初年度の業績ですが、(業績というほど立派なものではありませんが、)内視鏡検査は741件となりました。うち内視鏡的ポリープ切除術は約180件に施行いたしました。術中術後のトラブルが1件も認められなかったことに安堵しております。
また、悪性腫瘍では、食道がん1例、胃がん2例、大腸がん5例が内視鏡検査により診断されました。紹介とさせていただきました。
検査後にアンケートも実施させていただき、ほとんどの患者さまから「楽に検査できた!」と、お褒めのお言葉をいただきました。
肛門手術については、外来での小手術も含めると計219件の手術を行いました。このうち内痔核に対するジオン注射(ALTA)を行った症例は77件含まれておりました。全員、日帰り手術にて終了しております。内視鏡検査同様、術後出血などで救急搬送といった方は1人も認めませんでした。。
以上が、初年度を総括した報告です。まだまだといった感じです。
タイトルには「祝」と付けましたが、実際にはお祝いムードなど一切なく、なんとか辿りついた1年といったところが本音です。
この1年間、スタッフをはじめ、ご紹介くださったり、相談に乗っていただいた先生方、各種当院に関わって下さった業者の皆さまなど、当院を支えてくださった方々に感謝申し上げます。
また新たな気持ちで2年目に突入いたします。
今後も地域医療に少しでも貢献できるよう努めますので、よろしくお願いいたします。
おしまい