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2017.08.07

人体実験

死ぬまでに一度はやってみたいこと!

誰にでもいくつかあると思います。

私の場合、その中の一つに体を柔らかくすることがあります。つまり180度足を拡げたいのです。ベターっと開脚してみたいのです。子供のころから体が硬かったせいか、柔らかい人を見るとうらやましく感じます。
かといって、努力したことはありません。学生のころ、少し頑張ってみましたが3日坊主で終わってしまった記憶しかないです。

何で続かないかといえば、単に根性がないから…。確かにそうですが、私が考える一つの理由として「先が見えないから」というのが大きな原因だと思っています。どれくらいの期間頑張ればベターっとなれる。とわかっていれば、頑張ろうという気にもなりますし、我慢もできます。

そんな中、この本に出会いました。

「どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法」
著 開脚の女王、Eiko
当院待合のマガジンラックにあります。ご興味のある方はどうぞご覧下さい。

開脚の女王と自ら名乗ってしまう、このEikoって人は誰だって感じでしたが、
「ついに夢が叶う!」「4週間で達成できる最強プログラム」という副題までついているではないか!
「そこまで言いきって大丈夫なのか! 」
「40過ぎのおじさんでも平気なの?」
「本当に1か月で憧れの開脚ができるようになるんですね?Eiko先生!」

まさに私のための一冊!
ワラをもすがる思いで、即購入。

早速開始してみました。
まずは1週目のプログラム。
最初はキツイの一言。いままで40数年かけてカチンコチンに固まってしまった関節やら靭帯を伸ばすのはかなり痛い。すぐに投げ出したくなります。しかし、4週間頑張ればいいんだ!と度々自分に言い聞かせる。モチベーションの高さでなんとか持ちこたえる。調子がいい日に頑張りすぎると、必ず揉み返しならぬ、伸び返しがやってきて、翌日は痛さ倍増。といった感じの連続です。

メニューは週替わりのため、4週間で4種類。順調に日数およびメニューをこなしていたが、ふとある疑問が湧いてきた。

それは、、、

「全然柔らかくなってない!」

実は、本の中では開脚の定義といって「両肘が床につけば開脚達成」と記載してある。表紙からは、あたかも4週間で写真のようになれると勘違いしてしまう…。写真+見出しと、現実とのギャップに落胆しつつ思いました…。

「なんという身勝手な定義なんだ!」

「誰がそんなの開脚と認めるんだ!」

そして信じてしまった自分が情けない。

なんだかんだ文句を言いつつ4週間のプログラムは終了。結局、言われたとおり毎日かかさずやってしまいました…。確かに肘はつきました。ウソではなかったが、気持ちが晴れない…。

乗りかけた舟だし、もう少し続けてみることにしました。

2か月くらいすると、少し柔らかくなってきた兆しが。そこで、調子に乗って無理にストレッチしすぎたため、左のモモ裏を損傷。いわゆる肉離れ、筋挫傷です。完治するまで4か月間かかってしまいました…。その間も辞めず、無理しない程度に継続。何度も気持ちが折れそうになりつつも今にいたります。

そして、気づけば1年間が経ちました。

その成果がこれです!


 

 

 

いかがでしょうか?
結構いいところまで来たのではないか?
最初はひどいものでしたから進歩しました。
でも、まだなんです。

本当にベターッとなるには、あとどれくらいかかるのだろう…。
やはり40過ぎのおっさんにはキツイ…。
でもきっと努力は報われる…気がする。
もう少し頑張ってみよう。

もし、このブログがこれからチャレンジしてみようという方の一助になれば幸いです。
ただし4週間なんて夢を見てはいけません。長期戦を覚悟してください。

今週からお盆に入ります。帰省ラッシュ時の渋滞には気を付けてください。以前ゴールデンウィーク明けのブログに書いたように外痔が腫れてしまいますよ!

当院も8/10から8/17までお休みをいただいております。
患者さまにはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承ください。

おしまい

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