8月3日、男性のがん罹患者数の第1位が大腸がんになったと発表されました。ちなみにそれまでのトップは胃がんです。
国立研究開発法人国立がん研究センター、つまり、がんセンターが全国409箇所のがん診療連携拠点病院からのデータ(2013年)を集計したものなので、信頼に足る結果でしょう。
実際、日々診療を行っていても、圧倒的に大腸がんが多い印象でした。それが今回数字に表れた結果になりました。
大腸検査を行う当院としては由々しき事態です!しかし、大腸カメラといえば、「下剤(前処置)がつらい」、「検査がつらい」、「恥ずかしい」と3つもハードルがあります。大腸がんは早いうちなら治ります。そのため、いかにして検査を受けていただくかが課題です。そんなことを考えつつ、微力ながら大腸がん撲滅に向け、今後も精進してまいります。
2015.08.10