当クリニックでは、日帰りでの肛門手術と内視鏡的大腸ポリープ切除術を行っております。そのため術後のトラブルに備えて携帯電話を2つ持ち歩くようにしています。ひとつは普段使っているスマホです。もうひとつは、開業後追加したもので、術後の患者さまからの緊急連絡用に持ち歩いている黒いガラケーになります。
この黒い方は電車内などを除いて、通常マナーモードにすることはありません。いつ何時でも緊急の問い合わせに対応するためです。もちろん出番が来ないに越したことはありませんが、先日、ついに鳴ってしまいました!しかも運の悪いことに散髪中に!
呼び出し音が鳴った時は、普段聞きなれない音なので、まず気が付きません。少し間があいて、自分の携帯であることに気付き、驚きます。そして急に焦りだします。美容師さんに断りを入れ画面をチェック。しかし相手先の番号は登録されていないので、誰からの電話かわかりません。どの患者さんだろう?と無駄に考えをめぐらせます。
そして気を落ち着けて「もしもし」と応答してみると、
「あれっ、山田専務(仮名)ですか?」って…
一気に緊張から解放され、安堵感とともに、
間違い電話かよ!と内心怒りながらも、「番号お間違えじゃありませんか?」と冷静に対応、もうかかってこないことを祈りました。
というわけで、いまだ緊急連絡がきたことはありません。これからも、この黒い携帯電話のお世話にならないよう、安全確実に手術、検査等行って参りたいと思います。
2016.01.18